文系の人でもAIの知識を持つべき理由

今後、AIは企業や組織において必ず取り組むべき課題となる。インターネットのように、全産業の競争環境における前提(当然考慮すべきもの)となることが想定される。

AI人材がいないことから生じる問題

AIプロジェクトに取り組もうとしたとき、社内に人材がいないため、外部の業者に依頼することになる。すると、知識不足から不利な契約を結ぶことになる可能性がある。法律的な側面では、開発したAIはそもそも誰のものなのだろうか。自社のものなのか、業者のものなのか。この点を契約段階でしっかりと話をしないと、後に大きな問題となる可能性がある。データの扱いも同様で、貴社が保有している大事なデータを、そのまま業者に渡してよいのだろうか? そのデータを手に入れた業者に悪用されないだろうか? 「データ21世紀の石油」と呼ばれるほどに貴重な存在である。やはり自社と業者の仲介者となるAIジェネラリストが不可欠なのだ。AIジェネラリストとは、AIの理論面や数学面に習熟している者ではなく、AIでビジネス構築をする際の全般的知識を保有している者のことである。AIの技術概要、ビジネス企画・開発プロセス、法律やリスク、こういった知識を幅広く知っている人材が求められているのだ。

AI内製化の場合も、AIジェネラリストが必要不可欠

AI開発を外部委託するのではなく、内製する場合も同様で、企画部門と開発部門を取り持つジェネラリストが必要となる。開発部門がAIの知識を持っていたとしても、どうビジネス活用できるか、採算は合うのか、などを当然考慮することが求められる。自社ビジネスとAIの両方を適切に結びつけなければ、AIプロジェクトは実りあるものにはならない。弊研究所は、特に、AIジェネラリスト育成をミッションとしている。

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